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「悠久の楽園が提案するギルド連合構想」

 この度は本ギルドが提案する「ギルド連合構想」に関する告知文をご覧頂きありがとうございます。
 本告知文を編集しておりますギルド悠久の楽園ギルドマスターの柊イヅルです。
 まず最初にご挨拶を記載するにあたって私のプロフィールを記載させていただきます。

2006年9月 マビノギに瀬田狂介のハンドルネームで登録(初めてオンラインゲームをプレイ)。
     登録と同時にネットフレンドが作成したギルドCattailに参加。
     ルエリサーバー6chティルコネイルを拠点に活動。
     大学受験の為に一度活動を休止。
2009年   大学生活の落ち着きと共にマビノギを瀬田狂介にて再プレイ開始。
サブキャラである瀬田鬼介にて現悶絶戦車と共にギルド紫雲影を設立。
2011年   ネクソンIDに関する変更作業にともない瀬田狂介にログイン不可能に。
     無期限休止を発表。
2012年   新IDである柊イヅルにて再登録、活動を再開。
     ギルド星の下穏樂団に参加。本ギルド内にて勧誘部を提唱、設立、部署長を務める。
2013年 ギルド星の下穏樂団にて幹部を拝命。
     年末頃に他プレイヤーの希望によってギルド悠久の楽園を設立。ギルドマスターを務める。
2014年   リアル事情によりギルドマスターを悶絶戦車に代行依頼。
     ギルドマスターに再就任。
2015年   現在に至る。

 このように途中の空白期間を含めて9年間に渡ってマビノギと付き合ってきました。
9年の間にゲームシステムも変更され、私の周囲の人間模様も常に変化を経験してきました。
私はこの経験を通して「より多くのプレイヤーにマビノギの楽しさを知ってもらいたい」という理念を持つようになりました。
 そんな中で当方ギルドが目指しているギルドは「永久ギルドの設立」です。
これはオンラインゲームという人の出入りが激しいゲームの中で「永久に活動を行うことができるギルド」です。
現在星の数ほどあるギルドですが、多くの場合は自然消滅という結果を迎えています。
私はこの原因は「ギルド運営能力の無くなったギルドマスターがその地位に執着する」ことで発生していると考えています。
よって、ギルドマスターそしてその他の役職を代替わりによって機能存続させていくことで「永久ギルド」を可能にしたいのです。
 では「何故そんな夢物語のような挑戦をするのか?」です。
少し話が脱線しますが、現在のマビノギプレイヤー層を私は二種類に分けることができると考えます。
一つ目は「かなり古い時期からプレイしており既に友人環境が整ったプレイヤー同士」です。
二つ目は「リアルの知り合い同士が誘い合ってプレイする者同士」です。
こうなると「ソロで開始したプレイヤー」にとって、マビノギは定着し辛い環境です。
現在のマビノギは過疎期を迎えていると言われています。
マビノギ運営側が様々な努力をしているにも関わらず本問題は進行し続いています。
私はこの過疎という現実は「プレイヤー側にも歯止めをかける一助を行うことが出来るのでは?」と捉えるのです。
つまり、「ソロで開始したプレイヤー」を中心に積極的に勧誘をかけ、積極的に既存の和の中に誘いをかけることです。
出来るだけ多くの「ソロで開始したプレイヤー」との接触を図るために「永久ギルドの設立」は効果的だと考えるのです。
 そして現在、当方は遅ればせながらある事実に気づかされました。
その事実に対して対処を施さなければ我々の目的である「ソロで開始したプレイヤーのマビへの定着」は不可能と判断しました。
その対処法こそが「ギルド連合構想」です。

 本題に関する考察へ入る前に、挨拶で既に長文となってしまい申し訳ありません。
自身の考察や意思を詳細明確に記さなければ、本構想への参加を依頼することは無礼であると考えた末の長文です。
何卒ご理解いただければと思います。
そして出来ることならば、最後までお付き合いいただけば幸いかと思います。

1)当ギルドが自覚した事実、そして考察
 まずは当方が設立一年半経った今になって自覚した事実から記したいと思います。
当方は「自由」を標榜した大型ギルドとして成長を続けてきました。
ですが、当たり前のことなのですが様々な人間がいれば、それぞれの希望するプレイスタイルは様々なものであります。
たとえば生産重視、効率重視、戦闘重視、交流重視etc...
挙げればキリがありません。
これら多種多様なプレイスタイルを各人が持つ現状において、当方のわがままでそれらを一箇所に集約させることは本当の「自由」ではないと考えます。
 当方のギルドの特色は「大型ギルドであるからには多種多様な人間がいる。ゆえに自身の希望と周囲の希望にうまく折り合いを見つける」点にあります。
つまり人と人との交流を主体としています。
ですので例えば「効率重視でいきたいけども周囲がそういう雰囲気ではないから我慢しなくてはならない」といった事態が発生します。
これは社会性の面で言えば我慢してしかるべきなのかもしれません。
ですが、これはゲームです。
これを我慢できないからといって非難される謂れはないはずです。
一つの集団を作ると、その中に発生するマイノリティはその集団の中で孤立する。
こういった事態が発生するようになってきたのです。
 「自由」を標榜する我々がギルドを充実させることによって、その「自由」を制限するというジレンマに陥ったのです。
こうやって当方の内情を赤裸々に記すと、「お前のとこのギルドの都合かよ!」という意見が発生することが予想されます。
これはあくまで当方の内情を記し、それへの対処を施すことで結果的に多くのプレイヤーがマビノギに定着できる、ゆえの構想です。
当方が他ギルドをただ「自分たちの都合」で巻き込もうとしているものではないという点にはご理解いただきたいこと、明記しておきます。

2)連合の中で想定される当方ギルドの役割
 ギルド連合構想のメリットを詳細に記載する前に、その構想の中での当方の役割を記載します。
当方ギルドは発足以来「対ソロ初心者接触法」と「効率的な勧誘法」において研究を重ねてきました。
そして現在の所属人数からして、ある程度の結果を収めてこれたと考えています。
これをあえてここでは「実績」として記載します。
当方のこの実績を今後は当方だけではなく連合全体を対象にしていくべきと考えます。
つまり、連合内での最初の扉を当方が務めていきたいのです。
勧誘やマビノギ初心者への対応は当方が積極的に行います。
そしてそれぞれのプレイヤーが自身のプレイスタイルを確立した後は、連合内の各ギルドに分散させていければと考えています。
プレイスタイル確立後、無理に当方にとどめおくことは、そのプレイヤーにとって損害と考えます。
ですが、あくまでこれは斡旋です。
受け入れ想定ギルドの意思、そしてもちろん移籍想定プレイヤーの意思あっての事です。
更に当方は積極的に行う意思を示しただけで、他ギルドによる独自の勧誘活動等を規制するわけではありません。
 またここで想定される反論が「何故連合というものの中で移籍を推奨されなければならないのか?」です。
この反論について考察を述べます。
たとえば野良PTに参加した際に不愉快な言動を受けたことはないでしょうか?
野良PTというものはその名前のとおり、野良であり、そこに明確な秩序はありません。
他にもブラックドラゴンやホワイトドラゴンにソロプレイヤーが積極的に参加するという事例を私はあまり聞いたことがありません。
そういったプレイヤーに参加しない理由を尋ねれば「怖い」という返答が多く返ってきます。
何の保障もない集団に突然参加するには相当な勇気が必要のようです。 
こういったプレイヤーの数は多いと想定します。
そうしたプレイヤーが安心して遊びに参加できるコミュニティ。
これを私は連合によって実現させたいと考えます。
つまり、連合に参加することによって、ある程度自身の言動を自身で律する環境ができあがることを期待しているのです。
これを1ギルド内で行うことは可能ですが、1ギルド内で満たすことのできるプレイスタイルを多くすることはできません。
以上が「連合である意義」です。

3)想定されるギルド連合
 では、実際にギルド連合を作るとしてどういった内容にするのか。
もちろんこれは参加ギルドから意見をいただかないといけません。
ですので、今ここには当方の提案を記載させていただきます。
 まず、連合内に各ギルドがギルドとして存在する意義を考えてみてください。
1つのギルドにはそれぞれの「特性」があってしかるべきと私は考えます。
たとえば少数による「身内ギルド」の特性や、効率的なAP回収を趣旨とする「効率ギルド」です。
これらの「特性」、もしくは各ギルドの「方向性」を最大限尊重することに私は意味があると考えています。
ですので、あるギルドが他ギルドの方針について大幅に口を挟むことは在るべきではないと思います。
もちろん連合内ギルドから他ギルドに「方針について助言を求められた場合」はそれに惜しみなく応えるべきです。
そして、その助言の内容を実行するかどうかもそのギルドマスターに一任されてしかるべきでしょう。
 次にギルド内で行われる活動への連合所属メンバーの自由参加を可能にしたいと思います。
日々の影クエストやダンジョン攻略への参加もギルド連合内メンバーには可能にしたいのです。 
この為にはWEB上の外部掲示板等を利用し、連合内による活動掲示板みたいなものの導入を私は考えています。
その掲示板での募集に連合内メンバーが自由に応じるというものです。
他にもギルド内で行われるイベントも提案ギルドからの承諾があれば、連合所属メンバーの参加を可能にしていきたいです。
 最後に、各ギルド代表者による月一回程度の定例会を設置したいと考えます。
・「ギルドイベント情報の共有」
・「各ギルドが議論を希望する案件への対処」
・「よほどの危険人物に対する連合としての対応」
これらを定例会において話し合えればと思っています。
 繰り返しますが、ここに記載させていただきました内容についてはあくまでも当方からの提案です。
連合が発足すれば連合参加ギルド間において議論し、明確な規約を作成する必要があるのはいうまでもないことかと思います。
ですので、ここにおいて提案させていただきましたのは「連合構想を提唱する者の責任感」によるものです。
しつこいとは思いますが、この点ご理解頂きたいと思います。



 以上、長文となりましたが「ギルド連合構想」についての当方が考えている内容を記載させていただきました。
ここで暴露させていただきますが、本文を記載している私こと柊イヅルはこれらの硬いことだけを常に考えているわけではありません。
私には素直に「ネット内で顔も合わせたことの無い人物と一緒に、今まで誰も成し遂げたことのない何かを作り上げていきたい」という思いがあります。
2015年で私は27歳になります。
「27歳にもなってネットゲームで理想論かよ!」 
「見た目は大人、中身は子供。乙」
様々な反対意見あることと思います。
まぁ、いいじゃないですか。子供の思いがあっても。
子供のころに友達と一緒にアホみたいに秘密基地を作って楽しんだことはないでしょうか?
私は地下に秘密基地を作ろうとして、空き地の一画を友人と一緒に掘りまくった経験があります。
マビノギはゲームです。遊びです。
私は「本気で遊べない奴は、本気で仕事できない」と思ってます。
本文をご覧の方の中にはご自身のキャラ育成がほぼ終了された方もいらっしゃると思います。
「飽きた」と感じることないですか?
けど、マビノギにはこんな構想を打ち出して実現しようとするアホもいるんです。
そんなアホと一緒に「大人の遊び」しませんか?
「大人の遊び」ってなんかアレですね。
この一文のせいで構想から参加者が遠のくヴィジョンが私には見えそうです。
こんな一文をも「ふふっ」と軽く笑っていただけることを期待しています。
最後になりましたが、ここまでの駄文お付き合いいただきありがとうございます。
途中お見苦しい箇所もあったこととは思いますが、何卒ご容赦ください。 
そして本構想への参加を是非ご検討ください。
一緒に夢を見れること、過度に期待しております。

                2015年5月21日 ギルド「悠久の楽園」初代ギルドマスター 柊イヅル

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